那須で別荘から「定住」へシフトする人が増えている理由
那須高原は長年、週末や夏季の避暑に利用する「別荘地」としてのイメージが強いエリアでした。しかし近年、退職後のセカンドライフを那須で送りたいというシニア層、テレワークを活用して那須に拠点を移す現役世代、自然豊かな環境で子育てをしたいファミリー層など、「那須に住む」ことを目的とした定住・移住希望者が着実に増えています。
その背景には、東京から新幹線で約75分、車で約2時間というアクセスの良さに加え、那須町による移住支援制度の充実、そしてスーパーや病院など生活インフラが整ってきたことがあります。那須御用邸に象徴される由緒ある土地柄も、定住先としての安心感を後押ししています。
かつては「リゾートエリア以外に降雪が少なく、生活施設への足回りのよい、安心して暮らせるロケーション」を求める定住希望者の声に応え、里山エリアの別荘地再開発に力を入れる不動産会社も出てきています。那須の別荘は「たまに訪れる場所」から「暮らしの拠点」へと、その位置づけが変わりつつあるのです。
那須の生活環境を知る
定住を考えるなら、生活環境の実際を知ることが欠かせません。買い物・医療・教育・気候の4つの観点で整理します。
買い物・食
那須街道沿いや那須塩原駅周辺にスーパーマーケット(ダイユー、ヨークベニマルなど)、ドラッグストア、ホームセンターが揃っています。那須ガーデンアウトレットには産直販売コーナーがあり、地元の新鮮な野菜や農産物が手に入ります。ただし、リゾートエリアの奥まった場所では最寄りのスーパーまで車で15〜20分かかることもあるため、車は那須での生活に不可欠です。
那須には個性的なパン屋やカフェ、レストランが多数点在しており、食文化の面でも魅力的です。酪農が盛んな土地柄のため、乳製品やチーズ、ジェラートなどの質が高く、食に対する満足度は首都圏に引けを取りません。
医療
那須赤十字病院をはじめとする病院や診療所がエリア内に複数あり、日常的な通院には困りません。各別荘地からも車で20〜30分圏内に主要な医療機関があります。ただし、高度な専門医療や大きな手術が必要な場合は、大田原市や宇都宮市の基幹病院を利用することになります。救急対応は那須地区消防組合が担っており、定住に際しての医療面の不安は比較的少ないエリアです。
教育
那須町内には複数の小中学校があり、自然環境の中で子どもを育てたいという理由で移住するファミリーも増えています。高校は那須塩原市内まで通学する形になりますが、公共交通やスクールバスの利用が一般的です。自然体験型の学童保育や野外活動プログラムなど、那須ならではの教育環境も整いつつあります。
気候と冬季の暮らし
那須は夏が涼しく快適な反面、冬の冷え込みが厳しい地域です。里山エリア(標高300〜400m台)であれば積雪はほとんどなく、冬も比較的穏やかに過ごせます。東京より5〜6度低い気温が那須の特徴で、夏は避暑に最適ですが、冬季に定住するなら断熱性能の高い住宅が必須です。那須おろし(北風)が吹く日は体感温度が大幅に下がるため、暖房設備の充実度は物件選びの最重要ポイントの一つです。
| 生活項目 | 那須での実際 |
|---|---|
| 買い物 | 那須街道沿い・那須塩原駅周辺に大型店。奥まった別荘地は車で15〜20分。車は必須 |
| 医療 | 那須赤十字病院ほか。車で20〜30分圏内に主要医療機関。高度医療は大田原・宇都宮 |
| 教育 | 町内に小中学校。高校は那須塩原市内へ。スクールバス利用が一般的 |
| 気候 | 夏は東京より5〜6度涼しい。里山エリアは積雪少なめ。冬季定住は断熱性能が必須 |
定住にかかる費用のリアル
那須に定住する場合の費用は、物件の購入費用に加えて以下の年間維持費がかかります。
| 維持費項目 | 定住時の年間目安 |
|---|---|
| 固定資産税 | 5万〜15万円程度(特例措置で軽減の可能性) |
| 別荘地管理費 | 3万〜10万円程度 |
| 温泉使用料(利用時) | 6万〜15万円程度 |
| 水道光熱費 | 20万〜35万円程度(通年利用のため高め) |
固定資産税は年間5万〜15万円程度ですが、住民票を移して定住すれば「住宅用地の特例措置」が適用される可能性があり、税額が軽減されることがあります。水道光熱費は定住の場合、通年利用のため年間20万〜35万円程度が目安です。特に冬季の暖房費が大きなウエイトを占め、プロパンガスが主流の那須では都市ガスより割高な点を考慮に入れる必要があります。薪ストーブを併用すれば暖房費を抑えつつ、炎のある暮らしを楽しめます。
生活費全体で見ると、那須は首都圏に比べて住居費が大幅に安く、食料品も地元の産直を利用すれば抑えられるため、トータルの生活コストは東京の7〜8割程度に収まるケースが多いです。
定住向き物件の選び方
那須で定住を前提に物件を選ぶ際は、週末利用とは異なる視点が求められます。
エリアは里山エリアを優先
生活施設(スーパー・病院・学校)への距離が近く、積雪が少ない里山エリア(標高300〜400m台)が定住には適しています。那須塩原駅周辺であれば新幹線通勤との組み合わせも可能です。老後を想定し、車を使えなくなった場合の交通手段も考慮しておきましょう。
断熱・暖房設備を最重視
通年で快適に過ごすためには、断熱性能の高い建物が不可欠です。外断熱工法を採用した高気密住宅や、ムク材など自然素材を使った健康住宅は、冬の暖房効率に優れ、結露やカビの発生も抑えられます。薪ストーブや床暖房の有無も確認しましょう。
水道は公営水道を優先
定住する場合、毎日使う水道の安定性は生活の質に直結します。公営水道が整備されたエリアであれば、安定した水量・水質が確保でき、維持管理の心配も少なくなります。私設水道の別荘地を選ぶ場合は、管理体制が信頼できるかどうかを重点的に確認してください。
定住前に体験しておきたいこと
いきなり定住を決断するのではなく、段階的に那須での暮らしを体験することをおすすめします。まずは賃貸物件や貸別荘を利用して1〜2ヶ月滞在し、四季(特に冬)の暮らしを体験してみましょう。買い物や通院のルート、近隣のコミュニティの雰囲気なども、実際に暮らしてみて初めてわかることが多くあります。
那須には賃貸物件も一定数流通しており、定住を決める前のお試し居住に利用できます。二拠点生活からスタートし、1〜2年かけて那須での暮らしに慣れてから完全移住に切り替える方法も、リスクを抑える賢い選択です。
よくあるご質問
那須を生活の本拠とする場合は住民票を移すのが一般的です。住民票を移すことで固定資産税の軽減措置や、地域の行政サービスを受けられるようになります。
里山エリアであれば積雪はほとんどなく、断熱性能の高い住宅であれば快適に過ごせます。高原エリアは冬の厳しさが増しますので、定住であれば里山エリアを推奨します。
エリアによって異なりますが、光回線が引けるエリアも増えてきています。携帯電話の電波状況とあわせて、購入前に現地で確認しましょう。
那須町では移住・定住促進のための支援制度を設けています。詳細は那須町の公式サイトや窓口でご確認ください。
通年で生活する定住のほうが水道光熱費が高くなり、年間20万〜35万円程度が目安です。一方で住民票を移すことによる固定資産税の軽減など、定住ならではのメリットもあります。
那須では車が生活の前提になります。特にリゾートエリアの奥まった別荘地では公共交通が限られるため、将来車を使えなくなった場合を見据え、駅や生活施設に近い里山エリアを選ぶと安心です。
那須の別荘のことなら日本開発企画株式会社へ
日本開発企画株式会社(e-那須)は、昭和57年の創立以来42年にわたり那須高原で別荘地の再開発・不動産売買・別荘管理を手がけてきた専門企業です。「自然豊かな那須高原を再生させたい」という理念のもと、手付かずのまま放置された別荘地の資産価値を再生する事業を一貫して展開してきました。
那須高原は東京から東北自動車道で約2時間、東北新幹線なら那須塩原駅まで約75分という好アクセスに加え、標高300m〜900m台の変化に富んだ地形と四季折々の美しい自然に恵まれた、全国屈指のリゾートエリアです。当社はこの那須エリアに特化し、創立以来30以上の別荘地を再開発。道路整備・給水設備・防犯灯の維持管理から建物の巡回管理まで、別荘地のインフラを365日体制で支え続けています。
管理エリアは芭蕉温泉ランド(約800区画)、芭蕉温泉那須ヶ丘(約300区画)、みやびの郷(約120区画)をはじめ、計5エリア以上・約3,000区画超。那須エリアでこれだけの区画数を一社で管理する企業は他になく、別荘地ごとのインフラ状況や地域コミュニティの実情まで熟知していることが、当社の最大の強みです。
平成5年にはpH9.8の高アルカリ単純泉「芭蕉温泉」の掘削に成功しました。全国の温泉の中でも上位5%に入る希少な泉質であり、現在多くのオーナー様に源泉かけ流しで温泉を供給しています。温泉権利付き物件の売買から温泉設備の維持管理まで対応できるのは、自社で温泉源泉を保有する当社ならではの対応力です。
不動産売買については、仲介・買取の両方に対応しています。那須の別荘市場は一般住宅とは異なる独自の相場観や流通構造があるため、地域に精通した不動産会社選びが重要です。当社は42年にわたり那須エリアの別荘取引を専門的に行ってきた実績があり、別荘地の管理業務にも深く携わっているため、物件そのものだけでなく、別荘地全体のインフラやコミュニティの実情を踏まえた適正な査定・販売戦略のご提案が可能です。
また、建築工事・リフォームにも対応しています。東京都知事許可の建設業許可を保有し、那須の気候風土を熟知した施工体制で、別荘の増改築やリフォーム、老朽化した設備の更新など、購入後の住まいづくりまでトータルでサポートいたします。那須特有の寒さ対策や湿気対策を踏まえたリフォーム提案ができるのも、現地で長年施工実績を積み重ねてきた当社の強みです。
宅地建物取引業の国土交通大臣免許(5)第6910号を保有。グループ会社として建築施工を担う株式会社山一建設、別荘地の設備メンテナンスを担うecosunメンテナンスサービス株式会社、2023年にM&Aでグループ入りした光陽アストロ株式会社を擁し、那須の別荘に関するあらゆるお悩みにワンストップで対応できる体制を整えています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | 日本開発企画株式会社(e-那須) |
| 代表者 | 山中 茂輝 |
| 創業 | 昭和57年(1982年)10月 |
| 所在地 | 東京都台東区東上野3-32-2 / 栃木県那須郡那須町高久 |
| 免許 | 宅地建物取引業 国土交通大臣(5)第6910号 |
| 登録 | 二級建築士事務所 栃木県知事 登録(8)第4180号 |
| 事業内容 | 不動産売買(仲介・買取)、別荘地管理、温泉・水道施設の管理、建築・リフォーム、造園 |
| 管理実績 | 芭蕉温泉ランド、芭蕉温泉那須ヶ丘、みやびの郷 他 計約3,000区画超 |
| 温泉事業 | pH9.8 高アルカリ単純泉「芭蕉温泉」源泉保有 |
| グループ会社 | 株式会社山一建設、ecosunメンテナンスサービス株式会社、光陽アストロ株式会社 |
別荘地の購入・売却のご相談から、管理・リフォーム・温泉のことまで、那須の別荘に関することはフリーダイヤル 0120-72-1180 まで、お気軽にお電話ください。
公式サイト:https://e-nasu.co.jp/