知識主体コースと実技主体コースのあいだ1ヶ月程あったので、筆記試験勉強に取り掛かってはいましたが、計算問題が行く手を阻み、どうしてもやる気が出ずに過ごしておりました。そんな時、救世主があらわれたのです。偶然にみつけた電気工事士とお勉強ブログ。
第二種電気工事士を受験する方の中には電気の計算問題が苦手な方も多いですが、これら二つの分野は計算問題ではなく知識を問う問題ですので、計算問題が苦手な方でも勉強を進めやすい分野です。しかも、これらの分野はおぼえるだけの勉強なので、おぼえればおぼえるほど点数に跳ね返りやすく、電気工事初心者(?)の方でも点数をぐ~んと伸ばしやすいです。
- 鑑別(工具、測定器、器具などの写真、名称、用途などに関する問題)
- 配線図の図記号(配線図の図記号に関する問題)
実技主体コースが楽しかったので、ケーブルを切断してみようかなと思う所ですが、筆記試験に合格しなければケーブル切断をやってる場合ではございません。なんとか誘惑を振り払いお薦めのテキストを購入
「おぼえるだけの問題」の分野に先に取り組むやり方なので短期間で効率よく覚えられます。
●単語カードを作って、銀行・子供の学校送迎・通院等の待ち時間で覚えてました。
基礎理論も一応はやったんですが、やる気なし。でも、ここだけ出来た。
◎絶縁電線の許容電流 電線の許容電流は、電線の種類によって(単線、より線)と太さごとに次のようにきめらています。
単線〔㎜〕 許容電流〔A〕 より線〔㎟〕 許容電流〔A〕
1.0 27 2 27
2.0 35 3.5 37
2.6 48 5.5 49
8 61
知識主体コースで試験に出る所にマーカーで印をつけ、先生が語呂合わせを教えてくれまして(公開していいのか?特別に2つだけ教えちゃいます)メモしたのが役立った。
・イチローは次男
・アミーゴ、みんな
属管に収める低圧家屋内配線工事で、管内に断面積3.5㎟の600vビニル絶縁電線(軟鋼線)3本収めて施設した場合、電線1本当りの許容電流〔A〕は。ただし、周囲温度は30℃以下、電流減少係数は0.70とする。※試験ではこのような問題で出題されます
ここで語呂合わせが生きてきます。
断面積3.5アミーゴは許容電流37みんな
37×0.7=25.9→26[A](小数点第1位を7捨8入)
◎電灯配線と複線図の描き方
私の場合は実技主体コース講習を受講した時に複線図の描き方を勉強したので描くことができましたが、筆記試験用のテキストだけでやっていたらどうだったろうか?
一通りお薦めテキストを勉強したのち、試験日まで知識主体コースで使ったテキストの過去10年間の全問題を解き、間違った所は解説で確認することを3巡やった。3巡目には70点はとれるレベルまでしあげた。勉強時間は約3ヶ月間、7時から8時の朝1時間だけ。
実際の試験時間は120分のマークシート方式ですが、1時間程で解く事が出来るようになっていた。
平成29年9月30日 筆記試験
約50分位で解答して余裕で見直しが出来ていた。1時間を過ぎたら退室可能になったので早々に会場から出ていった。自己採点では76点だったので実技試験の勉強を早くやりたかった。けど、合格通知を見ないと心配だったので 複線図の描き方の勉強をしながら待っていた。
やっと楽しいケーブル切断ができるぞ!